Gaba LPA Level4 -> Level5に合格したので対策をまとめてみた

こんにちは、キャサリンでございます。

GABA LPA(昇級テスト) Level4 -> Level5に合格したので、勝手に対策をまとめてみました。

今回のLPAで役に立ったポイントは、
ストーリー(物語)の準備だと思います。
LPAの前のシナリオをいくつか作成しておきました。丸ごとそのまま使うことはありませんが、部分的に使えるので、当日は落ち着いて望めます。

※この記事は個人の感想に基づくものです。あくまでご参考程度に、ということでよろしくお願いいたします。

GabaとLPAについて

Gaba:マンツーマン英会話教室です。(いわずもがな、詳しくは書きません。)
日常英会話、ビジネス英会話があり、10段階のレベルに分かれています。
入会時の体験レッスンでどれだけ話せるかで10レベルのどれかに割り振られます。

【Gabaの10のレベル】

レベル スキル
初級 1

簡単な挨拶や自分の名前程度が言える

2

助けを借りて簡単な日常会話ができる

3

キーワードを頼って相手の話を理解できる

中級 4

短い会話のキャッチボールができる

5

身近な話題では問題なく意思を伝えられる

6

海外で短期間の滞在が可能

中上級 7

相手に合わせて表現を使え分けられる

8

英語で日常生活を過ごせる。

上級 9

ネイティブに近い会話力

10

ネイティブと同等

(ちなみに、体験レッスン前にアンケートで自分はレベルいくつだと思いますか?と聞かれます。自信満々に高めのレベルをつけてしまうと、体験レッスン後の評価は低い場合、少し恥ずかしい思いをします。)

割り当てられたレベルのテキストが終わり、次のレベルへ進むために突破しなければいけないのが、

LPA(Learning Progress Assessment)です。

LPAの構成とチェックポイント

LPAは4つのパートで構成されています。
1. 写真を見て状況を説明
2. 写真の人物の会話を想像して話す ※ストーリーの準備!!
3. 講師が用意した状況での日常英会話 ※ストーリーの準備!!
4. ロールプレイ(電話など、対面じゃない場合が多い)


LPAのチェックポイントは全部で12個です。うち、10個突破すれば合格です。

1. 複数の手順をともなう簡単な指示が出せる
2. 単純な短い会話や描写、簡単な手順を説明できる
3. 会話を始め、続け、終わらせる簡単なスキルが使える
4. 約束や指示の際に、時間や場所に関する様々な表現が理解でき、使える
5. 与えられた情報の詳細を調べ、確認できる
6. 対面ではない会話で、定型的な表現を使える
7. 提案をしたり提案に応じたりできる
8. サポートを得て会話を維持できる
9. 自分に関する話題では、一部の日常的な語彙が使える
10. 日常的な状況において、行為や感情や意見を表現する語彙が使える
11. 発言、質問、指示、申し出をする際に基本的な言い方を独力で使える
12. 丁寧な定型表現を適切に使える

うわ〜多い。
LPAの4つのパートの中で、上記の12個のスキルがあることを示すことがポイントです。
特に、パート2「写真の人物の会話を想像して話す」とパート3「講師が用意した状況での日常英会話」では、ある程度自分の好きな事を話せるので、アピールチャンスだと思います。




LPA Level4 -> Level5突破のポイント


写真の状況説明のポイント


=> どこでどんな人が何をしているか
Two people are chatting in the office.
The man in black suit might offering something to the woman in blue suits.
=> 登場人物の表情の表現
The woman looks overwhelmed and she might not be able to accept his request.
※様々な表情の表現方法を何通りか言えるようにしておきます。
  例:自身がある、楽しそう、困ってる、怒っている、など
※positive, negativeなど抽象的な表現は極力使わず具体的な表現に言い換えます。Happyなどの単純過ぎる表現は、あまり推奨されない気がします。
=> 登場人物の関係性
They might be coworker.

写真の人物の会話の想像して話す時のポイント

上で説明した写真を元に、どんあ会話をしているのか、次にどんな行動を起こすか、を想像して話します。
私は、いきなり写真を見て会話を想像しようとすると頭が真っ白になってしまうので、事前にいくつかのパターンのシナリオを用意しておきました。

正解は無いので、この写真を利用して、自分が12個のチェックポイントを満たすスキルがあることを示してください。
と、講師がアドバイスをくれました。

意識してシナリオに盛り込んだポイントは以下です。

・軽い挨拶(会話の始め方)
・何か頼みごとをする(依頼)
・一回は理由をつけて断り、代替案を提案(提案)
・代替案の詳細を確認する(情報の詳細確認)
・決定したことの準備について、何か指示を出す(指示や手順の説明)
・最終的に決定したことの確認をする(情報の確認)
・別れの挨拶(会話の終わらせ方)

シナリオ例1 : 同僚の会話編:オフィス編

Aさん:調子はどう? or ちょっと話したいことがあるんだけど時間ある?(会話始め)
Bさん:OKだよ、どうしたの?
Aさん:実は客先でトラブルがあって、緊急の会議にでなくちゃいけないんだ。申し訳ないんだけど、このプレゼン資料作成手伝ってくれないかな?(依頼)
Bさん:手伝ってあげたいけど、今日はすごく忙しいんだ、申し訳ない。(断る)
Bさん:そうだ、TOMには聞いた?資料作りとても上手なんだ。今外出中だから、すぐに戻ると思うけど。(代替案の提示)
Aさん:実は、TOMのことはよく知らなくて。
Bさん:よかったら紹介しようか?
Aさん:助かるよ。
Bさん:OK!じゃ、Tomが12時までに戻るはずだから、電話するよ。席で待っててくれる?(時間や場所の表現、指示)
Aさん:了解。12時頃に電話がくるのね、席で待ってるよ。(情報の確認)
Bさん:はい。じゃあとで。(会話終わり)
Aさん:連絡待ってるよ。あとでね。(会話終わり)

シナリオ例2:友達同士の会話編:旅行中のシーン

Aさん:今日の夕飯どこ行こうか?
Bさん:夕飯前にABCショッピングモールで腕時計が買いたいんだ
Aさん: 腕時計?どんなやつ?
Bさん:限定品の腕時計でABCショッピングモールに在庫があるみたいなんだ。いろいろな機能があって、バッテリーの持ちが良くて、しかもとてもお洒落なんだ。(時計の機能の説明で、いろいろな単語の表現力を示す)
Aさん:そうなんだ。でも私疲れちゃっててショッピングモールに付き合いたくないんだ。夕飯の場所に集合で良いかな?
Bさん:もちろん。じゃ、19時にXXXホテルのレストランで待ち合わせしよう。予約をお願いしても良いかな?
Aさん:了解。じゃ、私、予約しておくから、19時にレストランで会おう。遅れないでよね。
Bさん:ありがとう。助かるよ。じゃ、19時にレストランで。
Aさん:では、買い物楽しんで。

シナリオ例3:上司と部下の会話編:接待の誘い(丁寧語を使う状況)

上司:調子はどう?今ちょっと話せるかな?(会話の始め)
部下:もちろんです。どうしましたが?
上司:今週末、NYから大事なお客様が来るんだけど、東京を案内して、食事をするんだ。君は東京に詳しいから一緒に同行できるかな?
部下:ぜひ、お手伝いしたいのですが、土曜日の午前中に家族のイベントで先約があるんです。大変申し訳ありません。
上司:午後からお客様と会うから、途中から参加してくれるだけでも助かるんだけど。
部下:午後13時からは時間がとれます。どこに行けば良いですか?(詳細の確認)
上司:お客様とは12時に品川で会う予定だから、品川に来て欲しい。当日、連絡を取り合って合流しよう。
部下:わかりました。では、12時に品川に着いたら連絡いたします。よろしければ、東京観光のプランを考えておきましょうか?
上司:それは助かるよ。金曜日までにメールで送ってくれるかな?(指示)
部下:かしこまりました。金曜日までにメールで送ります。(情報の確認)
上司:では、君のプランを楽しみにしているよ。(会話の終わり)
部下:精一杯頑張ります。

講師が用意した状況で日常英会話の際の注意点

・会話始め
・自分の得意な分野の話を語る
・講師に質問もする(双方向コミュニケーション!!)
・会話終わり(切り上げないといつまでも続きます。話を終わらせるスキルのアピールです。)

これもストーリー作りが重要だと思います。
ここでアピールできるのは、チェックポイントの9番「自分に関する話題では、一部の日常的な語彙が使える」です。

無難なのは、出張に行った時にどんなことが勉強になったのか、とか、最近の仕事の調子とか、自分の仕事に関係するような専門用語をたくさん盛り込んで単語力や表現力をアピールできると良いと思います。
いろいろな出来事を思い出して、英語で語れるようにしておきましょう。

妄想でも大丈夫です。

ちなみに、私の場合、
休暇中何してたの?と聞かれて、ロシアに旅行に行ったんだ、という内容を話しました。
嘘ではないのですが、かなり昔の話で、あまり語れませんでした。。。

双方向のコミュニケーションができていることが重要です。一人で語り過ぎず、講師にも話を降ることを心がけます。

一通り話を終えたら、適当なタイミングで会話を切り上げます。
・Sorry to cut this short, but I have to go.
・It was nice seeing you.

4. まとめ

LPAを受けてみた印象
・多少の文法ミスや不自然な言い回しは許してくれるような気がします。
・話す速度が遅かったり、言い間違えて訂正するのは、大きな減点にならないような気がします。

以上です。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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